こんにちは!古いモノを長く大切にお手入れして使うのが大好きな主婦、まおママです!
タカラスタンダードといえば、「高品位ホーロー」!鉄とガラスのイイトコ取りで、「一生モノ」「絶対に腐らない」と言われるほどの圧倒的な耐久性が売りですよね。
しかし、ネットの口コミを調べていると、「長年使っていたらホーローからサビ(錆)が出てきた!」という悲鳴をチラホラと見かけます。
「えっ、ホーローってサビないんじゃないの!?騙された!」と不安になる方も多いはず。
実は我が家でも、築年数が30年近く経つタカラの古いホーローキッチンを受け継いで使っているのですが、確かに部分的に「サビかな?」と思える箇所がいくつかありました。
今回は、我が家のリアルなキッチンの写真を検証しながら、「なぜホーローが錆びる(ように見える)のか」その原因と、誰でもできるカンタンなサビ取りのお手入れ方法・補修術を徹底解説します!
そもそも「ホーロー」ってなぜサビる(と言われる)の?
まず、ホーローという素材の構造を知っておく必要があります。
ホーローとは、「鉄(鋼板)の表面に、ガラス質の薬を高温で焼き付けてコーティングしたもの」です。
表面はガラスなので、水や油を一切通さず、ツルツルで汚れが弾き落ちます。だから、普段のお手入れはサッと水拭きするだけでOKで、「ガラスの表面自体が錆びる」ことは絶対にありません。
では、なぜサビが発生するのか?
それは、「何らかの理由で表面のガラスが傷つき、中の『鉄』が空気に触れてしまうから」、または「別のところからサビが移ってくる(もらいサビ)」からなのです。
我が家の古いキッチンを例に、具体的な「3つのサビの正体と解決策」を見ていきましょう!
原因①:ホーローが「欠けた部分」からサビが広がる
これは、重たいお鍋やフライパンの角を、引き出しのフチや扉の角に「ガンッ!」と強くぶつけてしまった時に起こる現象です。
サビの正体と原因
ホーローは非常に硬いですが、所詮は表面がガラスなので、極度な強い衝撃を受けると「パチン!」と表面のガラス質が欠けて(剝がれて)しまうことがあります。
すると、バリアがなくなってむき出しになった「中の鉄鋼板」がキッチンの湿気や水分に触れ、そこから赤茶色の本物のサビが発生してしまうのです。
自分でできる解決方法(補修)
こうなってしまったら、放っておくと鉄の腐食が内部へ広がってしまうので、早急に傷口を塞ぐ必要があります。
一番簡単なのは、市販の「ホーロー補修剤(マニキュアのような小瓶で売っているもの)」や、自動車用の「タッチアップペン(塗料)」を使って、欠けた部分にチョンチョンと色を塗ってコーティングしてしまうことです。
タカラの公式でも専用の補修液を販売していますが、ホームセンターで白いホーロー補修液を買ってきて、少量の絵の具を混ぜて自宅のキッチンの色(アイボリーやピンク等)に似せて塗るだけでも、サビの進行を完全にストップさせることができますよ!
原因②:取っ手の付け根の「偽サビ(金属の腐食)」
次によくあるのが、扉を開け閉めする「取っ手(ハンドル)」とホーロー扉の継ぎ目に、茶色いサビのようなものがモヤモヤと発生しているケースです。
サビの正体と原因
「うわっ、扉がひどく錆びてる!」と焦りますが、実はこれはホーローのサビではありません。
多くの場合、キッチンを使ううちに溜まった「手垢や油汚れ」がこびりついたものか、あるいはネジや取っ手側の金属(アルミや亜鉛合金など)が長年の湿気で白く腐食(サビ)して、その粉や汚れがホーロー側ににじみ出ているだけなのです。
自分でできる解決方法(掃除・交換)
ホーロー自体は無事なことがほとんどなので、まずは「クリームクレンザー(ジフなど)」を使って、ゴシゴシと強めに磨いてみてください。
ホーローのガラス表面はタワシで擦っても傷つかない硬さなので、ガンガン洗って大丈夫です!大抵の茶色い汚れはこれだけでスルリと落ち、元のピカピカの扉が現れます。
もし取っ手そのもの(金属)のメッキが剥がれてボロボロになってしまっているなら、「取っ手だけ」をタカラに部品注文して丸ごと新品に交換するのが一番です。取っ手が変わるだけで、キッチン全体の印象が10年若返りますよ!
原因③:キャビネットの底に発生する「もらいサビ」
最後は、引き出しの底(ホーロー面)に、ある日突然、丸い点々とした茶色いシミのようなサビができているケースです。
サビの正体と原因
表面のガラスは割れていないのにサビている。これはほぼ100%、「もらいサビ」と呼ばれる現象です。
例えば、底が濡れたままの鉄のフライパンや、濡れた空き缶(スチール缶)、ヘアピンなどをホーローの床に直接置きっぱなしにしたとします。
すると、その濡れた鉄製のアイテム自体が錆びてしまい、その赤茶色のサビの成分が、下のホーローの表面に色移り(付着)してしまうのです。お風呂場の浴槽のフチにボビーピンを置き忘れた時にできる、あの茶色いシミと同じ原理ですね。
自分でできる解決方法(サビ落とし)
これも中の鉄が錆びているわけではなく、表面に汚れとして付着しているだけなので、簡単に落とせます。
一番効果的なのは、お風呂の鏡のウロコ取りなどでおなじみの「茂木和哉」などの専用のサビ落としクリーナーや、研磨剤入りのクレンザーを使って磨くことです。
どうしても落ちない頑固な酸化汚れであれば、最終手段としてサビ取り剤を塗った後に前述の「ホーロー補修液」をサッとかぶせて隠してしまえば、新品同様の美しい底面に戻ります!
予防策としては、濡れた鉄の調理器具はしっかり拭いてから収納することや、引き出しの底に100均で売っている「食器棚用やキッチン用の滑り止めシート」を一枚強いておくのが最強の防御策です!
まとめ:ホーローのサビは恐れるに足らず!
タカラのホーローキッチンの「サビ」に関する疑問と解決策をお伝えしました。
- ホーローの表面自体が錆びることは「絶対にない」!
- 欠けてむき出しになった鉄が錆びたら、「ホーロー補修液」等で傷口を塞ぐ!
- 取っ手周りの茶色いモヤモヤは「ただの汚れか金属部品の劣化」なので、ゴシゴシ磨くか部品交換!
- 底面の茶色いシミは「もらいサビ」。濡れた鉄製品を直接置かず、クレンザーで擦り落とせば解決!
「ホーローはサビるから嫌だ……」という誤解が少しは解けたでしょうか?
木製キッチンの場合、水漏れすれば木が腐ってブヨブヨになり、ゴキブリの温床になって最悪「キッチン全交換」の悲劇になります。
それに比べれば、ホーローのサビなんて表面的なトラブルであり、リカバリーがいくらでも効く可愛いものです。
(しかも、普通に大切に使っていれば、数十年にわたって欠けることもサビることもなく、ピカピカのまま長持ちしてくれます!)
もし購入から何年も経って不安な箇所が出てきても、タカラスタンダードには電話一本で駆けつけてくれる「直営の頼れるメンテナンス部門」があります。
「一生モノ」のキッチンをお探しなら、ぜひ一度ショールームへ行き、その強靭なホーローの「実力」を自らの目で、手で、ハンマーで(!)叩いて確かめてきてくださいね!