こんにちは、管理人のまおママです!
システムキッチンやお風呂をリフォームする時、必ず候補に上がるのが「タカラスタンダード」ですよね。
タカラといえば、鉄とガラスを密着させた独自素材「高品位ホーロー」が一番のウリです。「汚れが水拭きでサッと落ちる!」「マグネットが壁中どこでもくっつく!」「火であぶっても、金たわしでこすっても傷つかない!」と、ショールームでは魔法の素材のように紹介されます。
でも、ちょっと待ってください。
「そんなに完璧な素材なんてあるはずない。絶対に何か隠されたデメリットがあるはず!」と疑りたくなるのが主婦の性(さが)ですよね。
実は我が家、中古住宅を購入した際にもともと付いていた「築20年以上のタカラのホーローキッチン」をそのまま使い続け、後からお風呂もタカラのホーロー製(ミーナ)に入れ替えたという、生粋の「タカラホーローのヘビーユーザー」なんです。
今回は、実際に長期間使ってみて分かった「タカラスタンダードのホーローのリアルな3つのデメリット」を、包み隠さず大暴露しちゃいます!
そもそもタカラの「高品位ホーロー」とは?
デメリットをお話しする前に、前提として知っておいてほしいことがあります。
それは、「タカラスタンダードのホーローと、100均で売っているようなホーローの鍋やボウルは、全くの別物である」ということです。
タカラの「高品位ホーロー」は、頑丈な金属のベースに、850度の高温でガラス質を焼き付けて作られています。
木製のキャビネットやプラスチックの壁とは違い、ベースが鉄だからこそ、あの強烈な耐久性と「マグネットがくっつく」という神機能が実現しているんです。
しかし、その「ベースが鉄である」「表面がガラスである」という性質こそが、以下のデメリットを生み出す原因にもなっています。
ホーローのデメリット1:鉄だからとにかく「重い」
一つ目のデメリットは、「製品そのものが重い」ということです。
一般的なキッチンの引き出しや扉、キャビネットの中身は木質系(合板)で作られています。しかし、タカラのキッチンは引き出しの底から扉まで、丸ごと全部が鉄(ホーロー)でできています。
そのため、一般的なシステムキッチンと比べて重量がずっしりと重くなります。
重いことの何が困るの?
実は、使う側(私たち主婦)にとっては、扉が重いから開けにくい……といった日常的な不便は一切ありません(最新のレールはとてもスムーズです)。
困るのは「リフォーム業者さん」です。重いので搬入や組み立てに手間がかかることや、長年使った後に「撤去処分」する際の費用が、木製キッチンよりも少し割高になる可能性があります。
ただ、タカラのキッチンは「一生モノ」と言われるほど寿命が長く、20年、30年と余裕で使えるため、頻繁に捨てる機会がないことを考えれば、大きな問題ではないかもしれません。
ホーローのデメリット2:衝撃で「欠ける」ことがある
これが一番ショッキングな情報かもしれません。
タカラのショールームでは「金づちで叩いてもへこまない!」実演をしていますが、実は「角やフチに硬いものがピンポイントで強く当たると、表面のガラス質が欠ける(剥がれる)ことがある」んです。
我が家の築20年キッチンは「欠け」があった
私が購入した中古住宅に付いていた築20年以上のタカラキッチンは、実は扉の角や引き出しのフチに「欠け」が数箇所ありました。前の住人の方が、鍋やフライパンを引き出しのフチに「ガンッ!」と強くぶつけてしまったんだと思われます。
タカラには「ホーロー補修液(マニキュアのようなもの)」が売られており、前の住人の方もそれでチョンチョンと直しながら使っていたようです。
でも、普通に使っていれば「欠けない」ので安心を!
「えっ、欠けるならやめようかな…」と不安になった方、安心してください。
私がこの家に引っ越してきてから毎日ガシガシ料理をしていますが、私が使ってから1年半の間、新たに欠けたり傷がついた箇所は「ゼロ」です。
よっぽど乱暴に重い中華鍋を角に叩きつけたりしない限り、日常の料理で簡単に欠けることはありません。「欠ける可能性はゼロではないが、極めて稀である」というのがリアルな結論です。
ホーローのデメリット3:鉄だから「もらいサビ」に注意
三つ目のデメリットは「サビ」に関する問題です。
ホーローの表面はガラスなので絶対にサビません。しかし、万が一「欠け」が起きてしまい、中の鉄がむき出しになった状態で水気を放置すると、そこからサビが発生することがあります。
一番怖いのは「もらいサビ」
それ以上に厄介なのが「もらいサビ」です。
濡れた空き缶や、ヘアピン、サビの浮いた古い鉄フライパンなどを長期間ホーローの上に置きっぱなしにすると、そのサビがホーローの表面に移って(染み込んで)取れなくなってしまいます。
また、タカラのお風呂で大人気の「マグネット収納」でも注意が必要です。
強力なマグネットを壁に付けっぱなしにしておくと、マグネットの周囲に水垢が溜まったり、100均などの安価なマグネット(コーティングが甘いもの)の裏側がサビて、それがホーロー壁に「もらいサビ」としてくっついてしまうことがあります。
サビを防ぐための対策は簡単!
- 濡れた缶やヘアピンを放置しない(これはステンレスでも同じです)。
- 引き出しの中に重い鍋をしまう時は、底に市販の防虫・滑り止めシートを敷く。
- お風呂のマグネット収納は、週に1回は取り外して裏側と壁を洗い流す(タカラ純正のラバーマグネット製品を使うのが一番安全です)。
これさえ守っていれば、サビの心配は全くありません!
まとめ:デメリットを補って余りある圧倒的な耐久性
タカラスタンダード「高品位ホーロー」のデメリットまとめです。
- ベースが鉄なので、製品自体が重く、撤去などの搬入出に少し手間がかかる。
- 固いものを角に強くぶつけると、表面のガラス質が「欠ける」ことがある。
- 欠けた部分や、サビた缶の放置などから「サビ(もらいサビ)」が発生することがある。
いかがでしたか?「無敵」に思えるホーローにも、弱点はあります。
しかし、木製キッチンのように「水を含んで扉がブヨブヨに腐る」ことも、ステンレスのように「使っていくうちに無数の細かい傷が付いてくすむ」ことも、ホーローには絶対に起こりません。
築20年以上経っても、油汚れが水拭きだけでツルンと落ち、マグネットが当たり前のようにくっつく耐久性は、控えめに言って「最強」です。
この少しのデメリット(性質)さえちゃんと理解して優しく扱えば、タカラのホーローはあなたの一生のお供になってくれるはずですよ。ぜひショールームで、その美しさと頑丈さを実際に叩いて(笑)確かめてみてくださいね!